主に橋梁点検と道路の設計をしています。
橋梁点検は川などに架かる橋に老朽化などの異常がないか調査する仕事です。
小さな橋では私が直接橋の下に入り、目視したり叩いた音などを聞いたりして異常箇所がないかどうか判断します。大きな橋では橋梁点検車を使って点検します。
道路設計では交差点の設計などを行っていますが、私は現在道路の整備に伴う検討に携わっています。これは現在施工が計画されている道路において、文献値などから災害時の川の水量を算出することで影響範囲を想定し、対策を検討する業務です。
橋梁点検では、点検する橋によって作業の大変さが変わります。
小さな橋はすぐ完了しますが、大きな橋では時間がかかる上、地面から高さのある場所で行うことも多いため、高所が苦手な私は最初足がすくんでしまいました。今ではだいぶ慣れましたが、引き続き安全第一で取り組んでいます。
また、橋梁の長寿命化に向けた業務では国や県からの指針が出ておらず、試行錯誤で取り組みました。その過程で普段の業務では関わりが持てないような方々と検討を重ねる機会があり、視野が広がったと感じるとともに非常に達成感がありました。
まずはRCCMや技術士の資格取得を目指したいと思います。
現在橋梁については点検を主に行っていますが、全体としては「点検」「補修設計」「計画」「補修工事」などと段階を踏んで安全が維持されています。
点検以外の設計や計画の部分も関わっていけるようになりたいですし、災害が起こった時などは自ら今後の動向を予測し、原因と対策を考えられるようになることが目標です。