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_第64回利根川水系連合・総合水防演習 2015.7.29
平成27年5月16日第64回利根川水系連合・総合水防演習が利根川左岸177km付近(群馬県伊勢崎市)で開催されました。本演習は、昭和22年のカスリーン台風による未曾有の被害を教訓として昭和27年から始められ、国土交通省及び関東1都6県並びに開催市町村の主催により、毎年利根川水系の河川で開催しています。
演習会場の対岸には、世界遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」の田島弥平旧宅があります。群馬県での開催は5年ぶり(第59回演習は群馬県板倉町)で、伊勢崎市での開催は10年ぶりです。
演習第一部は、堤防付近にて水防訓練が行われました。
演習第二部は、会場を利根川へ移し、救出・救護訓練です。群馬県防災ヘリの「はるな」が利根川に流された人を救出したり、群馬県警のヘリコプター「あかぎ」が浸水で屋根に取り残された人を救出したりして、見学者の皆さんは、盛んにカメラのシャッターを切っていました。ここ数年、全国的に集中豪雨や大型化する台風などによって水害が多くなってきています。
水防演習に訪れた人たちは、訓練の大切さを実感したのではないかと思います。