平成２６年５月１７日に第６３回利根川水系連合・総合水防演習が鬼怒川左岸（栃木県宇都宮市）で開催され当社からも8名が見学に行きました。
水防演習は，昭和２２年のカスリ－ン台風により未曾有の被害を受けたことを教訓として昭和２７年から始められ，国土交通省，関東１都６県並びに開催市町村の主催により，毎年利根川水系の河川で開催されています。
演習第一部では地元消防団や国土交通省による堤防の決壊を防ぐための演習や個人でできる簡易的な水防工法の紹介などが実施され多くの方が熱心に見学していたのが印象に残っています。第二部では自衛隊等による要救助者の救出を実演していましたが、ただただ圧倒された時間であり、まさに一見の価値有りと思います。
災害が発生したときにこれだけの人達が守ってくれるとの安心感とともに、いざという時に自分に何が出来るか、何をしなければいけないのかを考えさせられた一日になりました。